第七策 エピローグ 100年後へ託す。

この挑戦の本当のゴール。


📷 [画像/動画] 金子みすゞの故郷・山口県仙崎の風景写真


私たちは、一枚のアルバムをつくろうとしているわけではありません。
本当に残したいものは、CD でもありません。
配信ランキングでもありません。
再生回数でもありません。
未来へ残したいのは、

「人は、違いを認め合うことで、もっと豊かになれる。」
という、一つの希望です。

100 年前。
山口県仙崎という小さな町で、一人の女性が静かに詩を書いていました。
その詩は、決して大きな声で世界を変えようとしたものではありません。
誰かを論破するためでもありません。
正しさを押しつけるためでもありません。

目の前にある命を見つめ、
小さな花を見つめ、
名もない鳥を見つめ、
人の心を見つめながら、
「みんなちがって、みんないい。」
という言葉を遺しました。
その言葉は、一世紀もの時間を越えて、今もなお、多くの人の心を照らしています。

四半世紀前。
その言葉に出会った一人のクリエイターがいました。
倉本美津留です。
彼は、その詩を読んだとき、
「この言葉は、歌になる。」
そう直感しました。
誰に頼まれたわけでもありません。
誰かが企画したわけでもありません。
ただ、その言葉に人生を動かされ、一曲、また一曲と音楽を書き続けました。
その時間は、いつしか四半世紀になりました。

そして今。

その想いは、一人ではなくなりました。
ミュージシャンが集まりました。
デザイナーが集まりました。
映像クリエイターが集まりました。
アニメーターが集まりました。
写真家が集まりました。
科学者が集まりました。

年齢も違う。
仕事も違う。
生き方も違う。
それでも同じ未来を見つめる仲間たちが集まり、一つのプロジェクトが生まれました。

それが、
THE MEETSLES です。

けれど、私たちは思っています。
THE MEETSLES は、まだ完成していません。
完成していないからこそ、このプロジェクトには価値があります。

まだ見ぬ出会いがあります。
まだ生まれていない歌があります。
まだ届けられていない国があります。
まだ、この音楽を待っている人がいます。
未来とは、「完成した場所」ではありません。
誰かが信じ続けることで、少しずつ近づいてくるものです。
もしかすると、このプロジェクトは成功しないかもしれません。

世界中で大ヒットする保証もありません。
歴史に残る作品になるという約束もできません。
私たちは、そんな無責任なことは言えません。

けれど、一つだけ確かなことがあります。
挑戦しなければ、未来は何も変わらない。
誰かが最初の一歩を踏み出さなければ、新しい文化は生まれません。
誰かが最初に信じなければ、新しい歴史は始まりません。

だから私たちは、この挑戦を始めます。

クラウドファンディングは、お金を集めるための仕組みではありません。
未来を信じる人と出会うための場所です。

だから、このページを最後まで読んでくださったあなたとは、もう
「支援者」と「プロジェクト」の関係ではないと、私たちは思っています。

同じ未来を見つめる仲間です。

あなたがこのページで感じてくださった想いは、私たちが四半世紀に迫る歳月守り続けてき
た想いと、きっとどこかでつながっています。

100 年後。
このアルバムが残っているかどうかは分かりません。
CD という形は、もう存在していないかもしれません。
音楽の聴き方も、大きく変わっているでしょう。
けれど、一つだけ残っていてほしいものがあります。

それは、
「世界平和を夢みて、100 年前の言葉を、100 年後へ届けようとした人たちがいた。」
という事実です。

その中には、
倉本美津留がいます。
THE MEETSLES の仲間たちがいます。
そして、
あなたがいます。

私たちは、音楽をつくります。
あなたは、その物語を未来へつないでください。
その役割に、大きいも小さいもありません。

一人では届かなかった音楽も、
仲間がいれば、100 年先まで旅を続けることができます。

100 年前。
一人の詩人が、未来を信じて言葉を遺しました。

四半世紀前。
一人のクリエイターが、その言葉を信じてメロディを書き始めました。

そして今日。
その想いは、あなたへ託されます。
どうか、この物語の最初の証人になってください。
どうか、この物語の最初の創設メンバーになってください。

100 年前の詩を、100 年後の世界へ。
この旅は、今日ここで終わるのではありません。
今日、ここから始まります。

ようこそ。
THE MEETSLES へ。